CBDというとオイルやリキッドなどが有名ですが、最近では「CBDワックス」を見たり聞いたりする機会も増えてきました。
しかし、CBDワックスに関する情報はまだまだ少なく、
「CBDワックスってどんなものなんだろう?」
「どんな効果があるの?」
などの疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、以上のような疑問を持つ方に向けて、CBDワックスの概要や使い方などを紹介・解説していきます。
目次
CBDワックスとは?
CBDワックスとは、リキッドやオイルなどのように麻から抽出した成分を液体などに混ぜることをせず、麻から抽出した成分にほとんど手を加えずに生成したものです。
麻の香りや味が強く出ることが最大の特徴です。
また、麻にほとんど手を加えていないことから、CBDワックスはCBD濃度が高くなる傾向にあり、多くの商品で60〜80%程度のCBD濃度となっています。
それに加え、カンナビノイドやテルペンといった成分が豊富に含まれており、フルスペクトラム濃度が高いアイテムが多いこともCBDワックスの特徴です。
CBDワックスの効果
CBDワックスには主に以下の3つの効果があります。
①:リラックス効果
…ストレスを和らげたり、うつ症状を防止するなど、不安や心配事からくるさまざまな症状を緩和する効果が期待できます。
②:抗酸化作用
…ニキビや吹き出物などといった肌トラブルの改善や、アンチエイジングなど美容面での効果も期待できます。
③:不眠症の改善
…カンナビノイド欠乏症によって引き起こされる不眠症についても、CBDを活用することによって改善が期待できます。
CBDワックスの選び方
CBDワックスを実際に使い始めようと考えている方の中には、「種類が多すぎてどれを選べばいいのか分からない…。」と感じる方もいるのではないでしょうか。
そこでここでは、
・CBDの種類
・CBDの濃度
・ワックスの香り
といった3つの観点から選び方を紹介していきます。
CBDの種類で選ぶ
まず1つ目の選び方は、「CBDの種類」です。
実はCBDと一口に言っても、
・フルスペクトラム
・ブロードスペクトラム
・アイソレート
といったように複数の種類が存在し、それぞれに異なった特徴があります。
ここからは以上の3種類のCBDについて詳しく解説していくのでぜひチェックしてみてください。
フルスペクトラム
フルスペクトラムとは麻に含まれるCBD以外の「カンナビノイド」や「テルペン」といった成分まで配合されたものです。
フルスペクトラムのCBDワックスでは、複数の成分を同時に摂取することで相乗効果が生まれ、よりそれぞれの効果を高める「アントラージュ効果」が最大限に発揮されることが特徴です。
また、フルスペクトラムCBDの中には日本で違法となる「THC」という成分が入っている場合があるため、輸入などで購入する際にはTHCが入っていないことを確認することが重要です。
ブロードスペクトラム(ディストレート)
ブロードスペクトラムとは、フルスペクトラム程ではありませんが他のカンナビノイドや麻化合物といったCBD以外の多くの成分が含まれているものであり、ディストレートと呼ばれることもあります。
また、フルスペクトラムと同様に高いアントラージュ効果を実感できるでしょう。
それに加え、ブロードスペクトラムにはTHCが含まれていることがないため、日本でも安心して使用できることも特徴です。
アイソレート
アイソレートとは、麻に含まれている数百種類の成分からCBDのみを抽出したもので、CBD以外の成分は含まれておらず、白いパウダー状になっています。
また、CBD以外の成分が含まれていないことからクッキーやクリームといった食品に混ぜても味や風味を損ないにくいことが大きな特徴です。
なお、アイソレート製品はフルスペクトラムやブロードスペクトラムなどのようなアントラージュ効果を見込めないことは注意点です。
CBDの濃度で選ぶ
次に2つ目の選び方は、「CBDの濃度」です。
多くのCBD製品と同様にCBDワックスも製品ごとにCBDの濃度に違いがあり、1〜3%など濃度が低ければ効果も値段も低く、80%以上など濃度が高ければ効果も値段も高くなる傾向にあります。
また、どんな濃度が自分に合っているかは身長や体重など個人差が大きいので、はじめのうちは濃度が低いものから試していくのがおすすめです。
それに加えて、高濃度のCBDは3万円以上する製品も少なくないため、日常的にCBDの使用を考えている方はご自身の無理のない範囲で使い続けるような濃度の製品を選ぶことも大事です。
好みの香で選ぶ
最後に3つ目の選び方は、「CBDワックスの香り」です。
CBDワックス製品の中には、フルーツ系を中心に多種多様な香りづけがされている製品が多くあり、好みや気分によって複数のCBDワックスを使い分けることも可能です。
具体的な香りの種類としては、
・レモン
・シトラス
・ベリー
・トロピカルフルーツ
・ブドウ
などがあるので、好みの香りを選んでみましょう。
また、自然な麻の香りを楽しみたい方や香料が苦手な方に向けて、香料無添加のナチュラルなCBDワックスも多く展開されています。
CBDワックスの使い方
CBDワックスの使い方は主に以下の3つがあるため、それぞれを解説していきます。
①舌下にのせて摂取する
…舌の下にワックスを1〜2分間のせ、その後飲み込むことで、口腔内の粘膜からCBDを摂取します。
②肌にそのまま塗る
…痛みを抑えたい箇所などがある際には、その箇所にCBDワックスを軟膏などと同じように塗ることで摂取します。
③専用のデバイスで吸う
…CBDワックスを使用できるデバイスにワックスを入れ、電源を入れて加熱し、出てきた煙を吸うことでCBDを摂取します。
CBDワックスはどれくらい使える?
CBDワックスは1g程度の少量で販売されていることから、「一回買ったらどれくらい持つの?」と気になる方も少なくないでしょう。
しかしどれくらい持つのかは個人の消費スピードによって大きく異なるため、1gあたりの大まかな使用ペースと消費する期間は下記の通りです。
・毎日寝る前だけに使用する場合…1か月以上
・1日中タバコのように使う場合…1日以下
このように、使い方によってCBDワックスの持ちは大きく変動するので、実際に使いながら調整してみることをおすすめします。
CBDワックスのおすすめランキング5選
ここからは、編集部がおすすめするCBDワックスを5つ厳選してご紹介します。
記事内でご紹介した選び方などを参考に、ご自身に合ったCBDワックスを見つけてみてください。
+WEED
+WEEDはTHCを含まないフルスペクトラムのCBDワックスであり、国内で生産をしている安全性の高い製品であることが特徴です。
また、CBD濃度は100%と高濃度です。
なお、吸って使用するには別売りの「+WEED ディッパーDIP & DAB バブラーヴェポライザー」が必要になります。
CHILLAXY
CHILLAXYはブロードスペクトラムのCBDワックスで、東京に拠点を構える国産メーカーです。
このCBDワックスは濃度90%ながら1g7,000円以下と、比較的リーズナブルであるため、初めて使う方にもおすすめです。
Pharmahemp
PharmahempはCBD濃度99%の高濃度のフルスペクトラムCBDワックスであり、粉末状であるため、飲み物に入れて摂取することもできる優れものです。
また、原材料はCBD先進国のヨーロッパから仕入れているので、品質は確かなものといえます。
AZTEC
AZTECは濃度90%のブロードスペクトラムCBDワックスであり、フランスの土壌で有機的に栽培された麻を使用しています。
こちらのCBDワックスはフレーバーの種類が多いことが特徴で、レモンやブドウ、マンゴーなどさまざまな香りを楽しむことができます。
NATUuR
NATUuRはCBD濃度99%のアイソレートCBDワックスであり、レモンやブルーベリーなどのフレーバーが用意されているオランダ産のCBDです。
また、内容量は0.5gですが価格は5,500円と安く、CBDワックスがどんなものか気になる方にもおすすめできる製品です。